@article{oai:hju.repo.nii.ac.jp:02000075, author = {粟津原, 淳}, issue = {5}, journal = {広島女学院大学人文学部紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, スリー・パーダ(英語名 Adamʼs Peak)は,仏教,ヒンドュー,キリスト,イスラム教が共存するスリランカにおいて人々の共通した聖地となっており,その山と山頂に続く道は,どの信徒にとっても大切な巡礼地となっている。  本稿ではその山岳信仰の根底にある原始宗教の存在を指摘し,各宗教がその伝承をどのように取り入れているかを概観する。スリー・パーダに纏わる様々な伝説もまた,この山が宗教の違いを超えた共通の巡礼地となっていることに寄与している。  「聖地」とは,本来は宗教的な意味合いで使われる用語であるが,近年は必ずしも信仰とは関わりのない人々にとっての観光対象ともなっている。2010年に世界遺産の一つと制定されて以降,スリー・パーダは魅力的な「聖地」として人気を集めているが,異邦人たる旅人と現地の慣習との間にある差異が生む問題についても考察する。}, pages = {1--16}, title = {スリー・パーダ(Sri Pada)に関する諸信仰と観光}, year = {2024}, yomi = {アワズハラ, アツシ} }